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HOME > 雑誌「早稲田文学」 > 古谷田奈月さん第31回三島賞受賞、第159回芥川賞候補のお知らせ
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 小説家・古谷田奈月さんの作品が、5月16日発表の三島由紀夫賞受賞に続き、6月18日発表の芥川龍之介賞の候補作となりました。
 小誌掲載作としては、2013年、黒田夏子さんの「abさんご」以来の候補作となります。

 古谷田さんは1981年生まれ。2013年、「今年の贈り物」(『星の民のクリスマス』に改題)で第25回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2017年、『リリース』で第30回三島賞候補、同年、第34回‎織田作之助賞を受賞されました。その他の作品に、『ジュンのための6つの小曲』『望むのは』などがあります。


 今回、三島由紀夫賞を受賞した「無限の玄」は、男性ばかり5人の一家で組まれた旅回りのブルーグラスバンド「百弦」を描いた作品です。急死したバンドリーダーの父親=玄が何度も甦っては様々なトラブルを起こしていく展開に、三島賞選考委員の作家・辻原登さんは選評で「〈父殺し〉の物語の系譜につながる変奏だが、小説を支える思想は柔軟で、かつ揺るぎがない。作者はこのような文体をどこで手に入れたのだろう」と評価しています。(「無限の玄」冒頭は、こちらからお読みいただけます)

 いっぽう、あらたに芥川賞候補となった「風下の朱」は、大学の女子野球部が舞台です。中学・高校6年間をソフトボールに捧げてきた梓は、入学したばかりの大学で、女子野球部の部長である侑希美に誘われ入部する。すぐにほかの先輩たちとも打ち解けるが、実はそこは梓を含めて4人だけの、サークル申請さえ出していない集まりだった。「この大学は病んだ女の瘴気で満ちてるし、この世界は、病んだ女たちで満ちてる」――そう言って梓に「健康な女の体」をもつ生徒を探して勧誘してくるよう指示する侑希美と、彼女は男になりたがっているだけだと梓にさとす先輩・潤子。白球を追う日々、ソフトボール部との確執、女であること、ただ野球がしたいと思うこと……さまざまな波乱と魅力に満ちた作品です。(「風下の朱」冒頭は、こちらからお読みいただけます)


 執筆過程からカップリングとして構想されたふたつの作品は、7月14日に筑摩書房から、一冊の単行本として発売になります。(Amazonでのご注文はこちら。)どうぞお楽しみに。


 本ページでも、古谷田奈月さんの最新情報をお伝えします。

   

 

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